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教育方針

POLICY

教育方針

教育理念

子どもたちは無限の可能性を持っています。子どもたちは未来そのものです。現代の日本では、子どものためにといいながら、実際は子どもが横に置かれてしまう状況があります。大人の価値観で子どもを扱ってしまうことがあります。子どもたちは大人の所有物ではありません。子どもの人生の主役は子ども自身です。

大牟田天使幼稚園はキリスト教、カトリックの幼稚園です。キリスト教の教育、人間論の中心にあるのは、神様が一人ひとりに人間としての命を与え、それぞれ独自の人生を主役として歩めるよう、あらゆる人間としての能力のもとを神様が与えてくださっているということです。ですから、たとえ子どもといえども、一人ひとり尊厳があり、固有の人格、人間になる権利を持っています。人間は「人」として生まれ、他の人間とのかかわりの中で「人間」となっていきます。その歩みが成長であり、その過程を全ての人間に与えてくださっているのが神様であるわけです。

大牟田天使幼稚園では、神様の望みに合わせ、一人ひとりの子どもたちが、成長の自然の流れ、つまり神様が与えてくださった成長のリズムを生かし、内に秘めたたくさんの可能性を引き出して上げれるように、子どもを中心にすえ、子どもに寄り添います。たとえば、ここの幼稚園は体操をとか、知育をとか、特徴をうたうこともあります。しかし、この幼稚園では、人間として自分の人生を歩めるよう、全人間的な成長を目指しています。愛される喜びから、愛を実行できる子どもになるよう、頭、心、体の成長を促す、バランスの取れたカリキュラムを取り入れて教育していきます。

また、この幼稚園では、特に〝モンテッソーリ教育法〟を取り入れています。100年ほど前、イタリアの女医マリア・モンッテッソーリは、カトリックの信者として、神様が子どものうちに与えられた成長の法則とそのエネルギーを見つめ、そのエネルギーを十分に使ってあげることによって、子どもたちが神様の望まれる愛に満ちた人間として成長していき、自立、つまり、「自分でできる」ようになっていく教育を編み出しました。自分の人生の主役になるために、自分の道を切り開いていくために、子ども達にふさわしい環境を整えていきます。

このように、この幼稚園という新しい環境の中で、「人との出会い」、「自然との出会い」、「神様との出会い」をたくさんいたします。いつも見守ってくださるという安心感の中で、子どもたちは手を伸ばし、足を伸ばし、意思と知恵、感情を使い、自由な気持ちで「それぞれの出会い」を深めていくのです。

人間としての人格形成の中で、その土台となる非常に重要な時期が3歳からの幼稚園の時期です。子ども達が幸せな人生を実現できるように、自分でよかったと思える人生を歩めるように、子ども達と向き合い、教職員は子ども達に奉仕していきます。

このために、私たちは認定こども園となりながらも、幼稚園としての教育を大切に、これからも歩んでいきたいと願っています。

ご家庭のご理解とご協力を得ながら、心の豊かな子どもに育っていくように力を注いで参ります。

どうぞよろしくお願い致します。

教育方針

教育基本法と学校教育法に従い適切な環境を与えて幼児を教育し、更にカトリック精神に基づいた宗教的情操を培い、その心身の発達を助長するように努めます。
「モンテッソーリ教育」に準じた教育法を取り、生来神からいただいている能力を引き出し、それが豊かに 開花するよう手助けします。そのために教具を整え、子どもたちが創造性を持って、自由に、そして楽しく取り組んでいけるよう環境設定をします。
人間形成に大切な道徳教育に力を入れ、それぞれの幼児の個性に応じ、家庭で得られない自主性、社会性、克己心、自己表現などのよい習慣を身につけ、将来品位ある人間性を素直に発揮し、責任ある行動ができるようになることを目指して指導します。

宗教教育

宗教的・道徳的教育を保育の中に取り入れています。
毎日、朝と帰りのお集まりの時にお祈りの時間をもち、様々なお祈りをしています。主に、感謝の心を持ち続ける事、思いやりの心を大切に過ごすことを心に留めて生活しています。時には、教会の聖堂で聖歌を歌い、お祈りをし、神父様のお話を聞くなどの情操教育を行っています。

大牟田天使幼稚園の教育が目指す
人間像

  • 手を合わせる心の子(人) 
  • あいさつ、返事が素直にできる子(人)
  • 自分のことは自分でできる子(人)
  • 何事にもくじけず、最後までやり遂げる、心も体も強い子(人)
  • 思いやりのある、温かい心の子(人)
  • 人の痛みのわかる優しい子(人)
  • 誰とでも仲良くできる子(人)
  • 善悪のけじめがはっきりわかる子(人)